意外と頑張るおっぱい 失敗編

退院のとき子供は黄疸が強く出てしまったため、退院3日後に再検査のため来院するよう指示がありました。その際、ミルクを多め(60cc〜80cc程度)飲ませるようにと指示がありました。家では産院と同じように、母乳+ミルク60ccを3時間間隔で飲ませていました。再検査は異常なし。その後も同様にするようにとの指示があったため、同じように飲ませていました。この頃からだんだんと母乳の量が増えたようで、2週間検診で体重の増加を見てもらったら45g/日があり、ミルクを減らして母乳の率を増やしましょう。減らし方は子供の様子を見てだんだんと減らしてください。と言われました。遅まきながら色々母乳に突いて調べていたので、私の思考はだんだんと完母思考に染まってしまっていたのでミルクを減らせと言われて嬉しかったのを覚えています。

 

色々調べた結果、違う意見はあれど共通なのは以下のことだと思います。

・まず何よりも基底部はがしのマッサージが重要

・頻回授乳が基本。特に夜間の0時〜3時の間

・水分を沢山とる。暖かいものだとなお良し。

・体は冷やさない。

・ミルクを足している場合はだんだん減らして行く

 

ここから私の大失敗。。

3週間めの中頃、子供が寝付いてもすぐ起きるようになりました。おむつを変えてもだめ、おっぱいを吸わせてもだめ。甘えているのかな?可愛いなとおもったものの、さすがにおっぱいを吸わせて10分後に泣きながら口をパクパクしているのを見て、精神がまいりました。このとき、母乳が足りないという頭はありませんでした。産院でミルクの量を減らしていいと言われたから。もう頭が完母になることでいっぱいになって、頻回授乳しなきゃ!と睡眠不足でボロボロ。とりあえず寝なさい、という母に甘えて一晩爆睡。その間にも私が伝えたミルクの量だと少なすぎて子供が1時間後に泣き叫び、次の授乳時間には10cc増やして与えたら落ち着いたらしく、私が起きた時には子供はすやすや寝ていました。寝顔を見て、完母になりたい思いが強すぎて、子供のおなかが満たされることなんて何にも考えてなかったんだな…と反省しました。。

 

母乳について有名どころのブログを読み、ミルクを足す量を60cc以上にする恐怖がありました。これ以上足してしまったら完母になれないという恐怖。また、胃が拡張されてしまってミルク寄りになってしまうのではないかという懸念。いつか乳頭混乱をおこすんじゃないか。そんな事に頭を支配されていました。全く期待していなかったのに、意外と頑張るおっぱいを見て期待しすぎてしまったみたいです。

 

ちなみにボロボロになって両親に子供のお世話を変わってもらい、一晩爆睡して目覚めた翌日は胸の張りがすごかったです。正確な量は測っていないのでわかりませんが、そこから母乳の量が増えたと思います。なので一番大事なのは睡眠ではないかと考えています。疲れる夕方は分泌が少なくなるというしね。上手にミルクを活用して、子供もおなかいっぱいになって寝てもらいつつ自分も休むっていうことも必要だなと実感しております。

 

今は産院で習った母乳+不足分ミルクではなく、基本的に母乳を吸わせて、その後間が空かずにおなかがすいて泣き出すようならミルクを与えるようになりました。これはこれであんまりリズムがつかないからどうか…とも思いますが、まだ新生児だし手探り状態なので、当分はこのペースかな。